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#デリコズ・ナーサリー

6話「小さな冒険」の感想書くよ~~~~~。
田舎すぎて地上波放送を追えない民なので、数日待ってからネトフリでようやく視聴できるのが本当にもどかしい。
今回も視聴しながらメモに書き溜めていったものを載せていきます。

ナーサリーから子供達が居なくなったところから始まる
出勤するエンリケを引き留める双子ちゃん、可愛い
もじもじアンジェリコも可愛い
ゲルハルトに「行ってくるぞ」と言われて嬉しそうにするアンジェリコ
行ってくるぞくらい話しかけたことなかったのか??
ゲルハルトって明確な立場とか職務役割がないと相手にどう接していいか分からんタイプなのかな? プライド高いのもあるだろうし
ラファエロもダリに声かけてもらえるんだけど「お前はお兄ちゃんなんだから~」的なことしか言わない
大人からするとダリって可愛げがある性格なんだけど、子供目線だとただ尊大なだけだよなと今気づいた
貴族としての育児方針なんだろうけど、ウルたやに色々求めすぎだろ!という感じはある
しかしその一方で子供に甘い言葉しか言わないエンリケ家の双子は、他の子よりお調子者感が強いし一概にダリがダメとも言えない
というかあのナーサリーに大人組も住んでるんだね。めっちゃ手狭そうに見えるから生活しづらいんじゃないかなと思う
 

今回子供の可愛さが2倍増しで可愛い。作画がいいのか?
双子がアンジェリコの積み木を蹴とばす、その騒ぎでテオドールが苛立って怒鳴りつけるのお決まりの流れ
テオドールも追いかけっこに入れてあげようとしたエレーナのほっぺを本の角で叩いてしまう
エレーナが泣き出す前の引き攣った声、リアルな子供の声で好き
そこに「エレーナに謝れ!」とアンジェリコがテオドールを叱る→男子二人の殴り合いに発展
アンジェリコって意外と気が強いんだな
付き飛ばされても泣き出すイメージしかなかった
やっぱ男同士で殴りあってる絵っていいですわね(子供同士でも)
アンジェリコ、子供達との交流でだんだん自我が発達してきてるというか、社交性を獲得してる感じがしていい。最初は泣き出すだけだったもんね。
大人に言いつける時、アンジェリコが大人の顔見ないで言うのリアルすぎる。
今までは子供キャラの挙動っていかにも創作内の子供というか、あまり生々しさを感じなかったんだけど、今回はかなりリアル寄りでいい
「私たちだって仲良くしたいもん!」って反論する双子。まあ正論なんだけどお調子者って感じやなこの二人は

例の幻聴・幻覚が出て、その場でかんしゃくを起こすテオドール
「どうやら繭期の幻覚みたいだな」
双子のママ&ディーノ家の執事登場
えっ前回の感想でちょろっと書いたけど、テオドールのこれほんとに繭期の症状だったんか!?
これ本当なら繭期経験者の大人組(特に親のディーノ)がもうちょっと注意してテオドールを見てやれよとも思う
ここでエンリケの奥さんもヴラド機関所属だと明かされる
はえ~~~~~所属してないんかと思ってた……
政略結婚なんやね~~~そこらへんダリの奥さんとかどうだったんだろう。恋愛結婚っぽそうな感じはしたが
あと4話あたりで吸血鬼貴族では男と女で権威格差があるのが明言されてた(まあヴラド機関の上層部も男ばっかやもんな)のを見て、わざわざ政略結婚したエンリケ家が女児しか跡取りいない状況って本人たちどう思ってるんだろう。やっぱり貴族的には長男いた方がよさそうだし……
下種なこと言うと、エンリケと奥さんで励んでる真っ最中なんかな……
テオドールぼっちゃまの母親です(母親代わりの意味)は草。ディーノ家の執事さんの名前は「アルブレヒト」さんね。ちぃ覚えた。
繭期について説明が入る
テオドール坊ちゃまはまだ7つになったばかりなのに~の後に「13歳から14歳の成長期に訪れる」と解説
繭期っていつ頃訪れるんだ? 思春期なイメージあるけどラファエロたちはもう繭期なのか? という疑問が出始めてたからありがたい
デリコズ・ナーサリーって解説ターンが挟まれるタイミングがガチでかなりちょうどいいので制作人はそこ誇っていいと思いますよ
繭期の症状は「幻覚、幻聴、妄想、嫉妬、激しい感情の起伏など」
その対処のためにも、「管理と教育を目的としたクランへ収容される」
前回の感想で繭期って普通に辛そうだなって思ってたけど本当に辛いだろこれは。クランも学園寮的とはいえ実質矯正施設というか隔離所の役割も持ってそうだし
 

テオドール、ちゃんとアンジェリコのおしっこについていってあげてるの偉い
断られたと思って😟って顔してるアンジェリコかわいい
エンリケ家の奥さんがナーサリーの居場所が分かったのは、部下に探らせて判明したってことで見方がそれできるなら敵側にもバレるだろと思った
ウルを捨ててこようとするラファエロ。あかんて
走ってるアンジェリコのシルエット可愛い。モチモチしておる
テオドールを詰める双子の台詞が「子供じゃないんなら大人なんでしょ?」「大人なんだから止めてよ!」なの論破すごすぎて草
双子がお調子者ながら正論話すこと多いの、年齢高め&情緒安定してるからなのかね。テオドールは余裕無さそうだし
「旦那様の命令ですから」って役割を遂行しようとするクララさんかっこい
「すぐにシチューを温めますから」←この切り替えすき
 

ここで子供たちの脱走判明。やっぱ老婦人と老執事ふたりで子供六人を見るのは無理だって!
「私たちが急に押し掛けたから……」ってエンリケ家の奥さんが素直に謝ったの好感持てる
「もしテオドールが一緒なら幸いだ」ってディーノが言ってて、教育のきつさもあるけどこういう頼りになってる系の言葉をテオドールに直接かけてあげてるのか?っていう疑問がある
やっぱ作画いいわ〜と子供たちの顔を見て思う
ガチで子供達がちゃんと可愛い(作画的な意味で)
「お父様を困らせるためにウルを連れてきたの?」→テオドール「困らせてやろうお父様たちを」
あかんやんけ! 頼りになると言われてたテオドールが家出の後押ししてるの
ヨハネス卿のところに行くとラファエロ
じいじ(ヨハネス卿)はお父様より偉い人だからお父様を叱ってもらうんだ!←草
こいつ赤さんにして上下関係の有効活用を理解していますわね
やばい!ヒロインに絡む不良みたいなやつ来た!!
やっぱこういう時に威勢いいテオドールかっこええわ
ここでキキちゃん助けに入って不良をぶちのめす。可愛くてえらい
ありがとうございます言えるのテオドールえらい
ここで双子の顔が並んでたけど、エレーナの方が吊り目がキツいのかな? って今更ながら気づいた
子供たちを助けてあげるキキちゃん、もしかしてダリ家の子供だって知らんのか?
 

「もう帰ろうよ~~~😫」が子供あるあるな言動や。ちなみに自分も帰ろうよ~~~~😫って言う側の子供だった
めっちゃ通行人が見てるじゃん。
今更だけど吸血鬼じゃない人間の方が多い? んだよね? この通行人も人間なんだよね?
また登場したキキちゃんにヨハネス卿家まで送ってもらったんだけど、ヨハネス卿家もバレてるのがやばい
ヨハネス卿をおとりにして敵をおびき出そう作戦って結局どうなったんだ
やっぱデリコ家の子供だって知らなかったんだ
じいじ家に到着
すみませんこんな時間にと言えるテオドール、まじで大人だ
双子とか見てるとやっぱあのくらいがその歳の吸血鬼の平均の情緒なんかな
場面切り替わって馬車でヨハネス家に向かいながら反省会してる大人たち
ディーノが右に同じで反省してるのが成長かも
いやキキちゃんが敵陣営全員引き連れて襲撃しようとしてるやん!!!、!
ガチでピンチなんだが、いい方向に考えてみるなら視聴者が見ていなかったところでダリちゃんたちが保留にしてた「ヨハネス卿おとり作戦」の準備をしていて、子供たちを迎えに行ったところでちょうど敵側の襲撃が来て、作戦を臨機応変に決行してなんとかうまくいく みたいな感じになってほしい
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今回はあまりストーリーの進展がなかった割に退屈さを感じなかったのは、子供たちのしぐさや言動への力の入れようがすごくて見ごたえがあったからですかね。
今まで薄味だった子供たちへの興味が高まったのを感じる。

で、テオドールの繭期の話が本格的にされたんですけど、次の話でテオドールが敵に大けがさせられるとかあるんですかね。
別に味方に被害が出て欲しいわけではないんですけど、ディーノとテオドールの関係が修復するのって非可逆的な取り返しのつかないことがきっかけにならないと難しいと思ってる。

 ていうか次週から総集編ターン? 入るっぽいのつらすぎ😭😭😭。
7話は10月になってかららしい。
ナーサリーの二部に入るよ~~! ということで区切りの良いところで制作期間にしたんだろうけど続きが気になりすぎるよ……😭
ただ作画的に手のかかる画風だしな~~~製作期間多めに取るのは仕方ないんだろうな。
今回6話でかなり作画がいいのを見せてくれたので、休止期間を作っていてもまあ仕方ないか……と思えるのでここ意識してそうしたなら制作側うまいなと思った。


以下汚い(淫夢的な意味の)話

前言及したナーサリーアイコンにしてる淫夢民、ちゃんとナーサリーを視聴してると分かって草。
なんか双子ちゃんのキャプ画が可愛いからアイコンにしてるだけの人かと思ってた(だって淫夢の話しかいてないから……)ので許した(???)
でも「デリコズ・ナーサリー君放送スケジュール本当に無茶苦茶だな ホモビ撮影の方がスケジュール管理ちゃんとしてるだろ」は草。

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感想

#デリコズ・ナーサリー

YouTubeにデリコズ・ナーサリーのOPとEDがノンクレジット版で投稿されてるので見てました↓



OP、「きっとアリプロみたいな曲調なんやろなあ……😁(アニソンの知識が平成で止まってるオタク)」と思っていたら予想とかなり違ってて初見時は「!?」ってなった。
あと東方紅魔城伝説の「霧染めのアムネイジア」みたいな曲やろなあ……と予想していた(たぶん誰も分からないネタ)
でも5話まで聞いていたら逆に癖になってきたよ。

OPの不穏な映像を見るに、子供組全員死亡してもおかしくないよな〜と思っている。
なんか子供がいるカットは全部別のカットに差し替えられそうな感じが……するので……(考えすぎ)
あとこの画風で描かれる女の子が純粋に可愛いなと思うので、キキちゃん(敵側の女の子)と双子の登場増えてくれると嬉しい。

曲だけ見るとEDの方が好みやな〜と思って見てる↓


終始ダリくんが手前から現れて、画面奥の暗闇に向かっては消えていくのが繰り返されるんですけど、これループものの示唆だったりする?(今のところ全然そんな匂わせはない)
一番最後だけこちらを振り返らないし、ランプの明かりが灯されていないので何かしらの理由はありそうだけど。

それとも「EDでキャラが走るアニメは神作」みたいに、昨今のアニメ作品ではこういう御法度があったりするんだろうか(ほんとに全然アニメを見ないので……)

感想

#デリコズ・ナーサリー

最新話まで見たので四話・五話の感想書きます。
アニメ見ながらメモ打ちしたものをもとに書いています。
前回と違ってネタバレ配慮はしていないので注意。


第四話「愛という名の呪い」


TRUMP(吸血鬼の始祖)についての解説回。

TRUMPって神さま扱いされるくらいなんだから、もっと超常的な存在だと思っていたけれど、永遠の命を持つゆえの希死念慮から情緒不安定であり、彼の機嫌で吸血鬼たちの大量自殺事件が引き起こされるなど、厄介な存在だということが明かされる。
エンリケの「まあそこは子守と一緒だね」という言葉通り、TRUMPの機嫌を窺うことがヴラド機関の仕事の一つだと言われるほど。

序盤で軽く解説されていた「イニシアチブ」について本格的な解説が入る。
吸血鬼は噛んだ者⇔噛まれた者の間で絶対的な服従関係ができる。噛んだ者が「自害しろ」と命じればその通りに自害するくらい。

上記のTRUMPによって大量自殺事件が引き起こされたのも、TRUMPは吸血鬼全員との精神的なつながりがあり、絶対的上位にいるためにイニシアチブ的な現象によって自死が引き起こされたよ~という感じらしい。
そのくせTRUMP自体の所在地や正体はほとんどの吸血鬼には秘匿されているなど、こんなん対処のしようがないやん状態。
無関係な一般吸血鬼からすると迷惑極まりない存在。

直後に敵陣営の作戦会議シーンが入る。
ヴラド機関のナンバー2(モーリス卿)をイニシアチブを使って服従関係にし、スパイ行為をさせて情報を集めていることが明かされる。
敵陣営のそれぞれの性格も分かってきていよいよ楽しくなってきましたわ~。

やっぱり敵側にいるオカマキャラっていいね。
クレしんでも敵がオカマだった時の面白さは随一だったし。

ここで主人公陣営がイニシアチブについて語るのと対比するように、敵陣営が「アンチ・イニシアチブ」について語り始める。
イニシアチブで絶対的な服従関係になるといっても、TRUMPに関する情報だけは易々と漏らさないようにされているらしい。
このアンチ・イニシアチブは元から備わっている機能ではなく、ヨハネス・ヴラド卿(ヴラド機関のナンバー1)によって噛まれて備わったイニシアチブっぽい?
ヴラド機関の全員が一度はヨハネス卿に噛まれたことがあるのかと思うと耽美っぽい絵になりそうですわね~。

ダリの子供、ラファエロのイヤイヤ期のシーンの後にまた敵陣営の作戦シーンが挟まれる。
敵陣営シーンと子守シーンが交互に流されるのは、意図的な構成?
やっぱりこうやって緩急をつけてくれると展開にメリハリがあって良い。
前回の感想記事で「シリアスなシーンがあるからこそ、子育てシーンのほのぼのさ、子供たちの可愛さがより強調されていきそう」と書きましたが、その通りになってくれて嬉しい。

被害者が出続けているのに静観を決め込むヴラド機関について「誰が何人死のうがお構いなしって感じ?」と敵が冗談交じりに話していたが、確かに事実なんだよな。
事件現場や被害者を見てダリたちが悲壮な表情を見せるわけでもないし。
TRUMPの情報を漏らしてはいけないが故の対応であると分かっていても、視聴者の中には倫理的に受け付けられない人もいるのかな。

ゲルハルトとダリによる口喧嘩シーンも入る。
「貴殿はなぜそこまでして子育てに執着する!?」 ←このゲルハルトの言葉そのままそっくり「貴殿はなぜそこまでダリに執着する!?」って言い返せるだろってツッコミたい
フリーダ(亡くなったダリの妻)の呪いに縛られすぎている、というゲルハルトの指摘。
強制的なイニシアチブによる服従を丸々一話使って解説した後にこれをお出しされると、奥さんからの願いも半ばイニシアチブ並みにダリを縛りつけているだろ、という気持ちにもなる。
まあ強制的に自害や殺害を命じることもできる種族の中で、そういった制約無しに奥さんの願いを叶えてあげたい、それによって家族の絆的なものを証明したいと考えている(推測)ダリくんの気持ちも分かる。

で、モーリス卿が敵陣営に情報を漏らしまくったのが判明しヴラド機関に拘束される→しかしイニシアチブによって自害。
敵側に情報漏れまくってるの草。 
ヴラド機関、物々しい施設まであるくせに機密情報管理はガバガバすぎる。現代の一企業なら炎上してるゾ。
余談だけどモーリスの代役になった眼鏡の兄ちゃんかっこいい。声鳥海かな?
情報漏洩のせいでいつデリコズ・ナーサリーが襲撃されてもおかしくない、ナーサリーは終わりだという宣告。

最後に、エンリケ家の双子ちゃんがテオドールをおままごとに誘うも、すげなく断られたシーンで終わる。
テオドールとラファエロの問題点は散々クローズアップされてるんですけど、その割に双子の問題点はあんまり出てないね(やんちゃすぎる部分はあるけど流されがち)
無敵感というか、二人一組だからこその全能感から、勝手に突っ走っていって事件に巻き込まれたりするのかな。
OPでエンリケの制止の手を振り切って駆けだしていく双子のカットが挟まれるし、それ以外の日常シーンでも二人で追いかけっこしてるシーンが多い。

ここでようやく初めてEDを見る(ネトフリだといつの間にかスキップされちゃうから……)
洞穴の奥へと景色が変わりながらも、ダリが奥の暗闇へ進んでは消えていく絵が何度も繰り返される。
ループ物の示唆? 
最後だけはこちらを振り返らずにまっすぐ暗闇の奥へ進んでいくダリ。
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第五話「第二のナーサリー」


敵陣営のジュラスとキースの出会い編っぽいシーンから始まる。
「ずっと繭期でいたいだけだ」と主張するキースが錠剤を飲んで繭期のぶり返りを起こす。
繭期ってぶり返りを起こせるものなんだ!? という印象。
人間の少年期~青年期みたいに、経過によって絶対に変わってしまう物なんだと思っていた。
この「ぶり返し」という言葉、前話でラファエロの「赤ちゃん返り」がクローズアップされた後なので対比なのかな。
吸血鬼の特異性をこれまで語ってきたけど、結局は赤ん坊の成長に似た部分もあると言いたいのかも。

情報漏洩を機に、ヴラド機関のメンバー全員が安全地帯に避難するよう指示がされる。
ナーサリーも乳母たちと一緒に隠れ家的なところでひとまとめにされる。
ヨハネス・ヴラド卿をおとりにして敵を誘い込もう、というダリの作戦が挙げられるが、それを実行するより先にまだ避難指示に従っていないのが一人いるということで、そのウンベルト卿の屋敷に直談判しに行く主役四人。

ウンベルト卿とゲルハルトとダリとで、学生時代の頃の話、繭期の話で盛り上がります。
ゲルハルトとダリは学生時代、主席争いしてた二人という印象を周囲から持たれていたらしい。背景で流れるシーンでは喧嘩してるっぽい二人が。
「僕とダリが親友!?」「照れるなって」「誰がこんな奴と!? 照れてなどいない!」というお決まりの会話も挟まれる。

ゲルハルトが「繭期の頃の自分など思い出したくもない」と言う。
これまで自分は、繭期は人間で言う少年期・反抗期みたいな意味合いなのかと思っていたけど、なんか生物的にもけっこう変化があるらしい。
不良の頃を思い出したくない・黒歴史&中二病、的な意味かと思ってたら、後のシーンで「あたしは繭期だからこんなこともできるんだよね」的な言葉があり、また前話で「繭期は妄想や幻覚は珍しいことではない」と語られる。

肉体の強度や狂暴性が上がる&深刻な情緒不安定にもなる?
テオドールのあの幻聴も、本人のアダルトチルドレン的な教育のせいかなと思ってたけど、そこにプラスして早熟すぎて繭期に足を踏み入れてたりする?

そのあと敵陣営が勢ぞろいで、ウンベルト卿の屋敷にカチコミに来る。
催眠ガスが巻かれた中で、眠らないようにとエンリケ・ディーノが自分の舌を噛んで眠気に耐える。
飛び込んできたキキちゃん、マスクして催眠ガスが効かないようにしてたの、そんな物理的な防御でええんや草となった(もっと魔法的なもので防御するのかと……)

ここからエンリケ・ディーノVSキキ・アブラハムと、ダリ・ゲルハルトVSキース・ジュラス・カタリナの戦闘に入る。
アクションシーンは思っていたよりもいい。
やっぱり画風によるものか、肉弾戦より剣舞の方が絵的に映えますね。
でもエンリケとディーノが秒でやられたのは草だった。

ウンベルト卿が敵陣営に囚われる。
ウンベルト卿が狙われたのは、人質というよりも「繭期時代からヨハネス・ヴラド卿に対してずっと二番手だった。その忠誠心の揺らぎがあるなら、ヨハネスのアンチ・イニシアチブを敵陣営のイニシアチブが上回るのでは?」ということらしい。
はえ~~~~~イニシアチブって忠誠心みたいな精神的なものに寄っても効きが変わるんか……。なんかDNAの書き換えレベルで強制力あるもんかと……。

しかしながらウンベルト卿、噛まれる前にその場で自害。
敵陣営は作戦失敗ということで撤退。
ウンベルト卿の死体のまぶたを下ろしてあげるダリ。
ダリは前話で「イニシアチブのような強制力無しに紡がれる絆」に執着していたけど、今回ウンベルト卿が自分の意志による自害をしたことで、目の前で証明されたそれに思うことがあったのかもしれない。
これまでイニシアチブによって自害するキャラを立て続けに見せられてきたせいで余計に思う。

ウンベルト卿は「吸血鬼の誇りにかけて逃げ回りたくない」と避難するのを嫌がってたけど、最後には「吸血鬼の誇りにかけて情報は漏らさない」と言って自害したので終始一貫していて良かったですわね。
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四話・五話は、TRUMPについてと、イニシアチブ、吸血鬼の社会構造・生態についての解説回だった。
そこにストーリーの進展もあったので、満足度も高いです。
展開がスピーディーだったのも嬉しい。三話までがスロースタートだったので、これくらい詰め込んでサクサクされても見やすいですね。
元から丁寧で新設設計なアニメなので、詰め込まれても情報が整理されているのが制作側の腕の良さを感じる。

しかしこうしてみると、TRUMP世界における吸血鬼という存在の歪さが浮き彫りになってきますわね。
そもそもがTRUMPという絶対的上位の機嫌ひとつで、あっけなく自死をさせられたりする中で、イニシアチブのような理不尽な服従要素もある。
そこに繭期のような、肉体的精神的な不安定期も加わってくるらしいし。

繭期自体が幻覚・妄想はよくあることと言われて、吸血鬼そのものが肉体の強度が高そうだし、そこに破滅願望や狂暴性も高そうなわけで、それらが人と同じくらいの社会を築いてヴラド機関みたいなものまで作って協力していくためには、クランという学園寮的なところで無理やり集団生活をさせて社交性を身に着けさせていくしかないんかなあと理解できる。
人間の思春期と同じくらい、もしくはそれ以上に精神的に荒れるだろう時期に、イニシアチブのような生物としての服従要素まで加わったら、歪さを持ってしまうのも仕方ない気がする。

永遠の命を持つ始祖(TRUMP)に自分のすべてを握られているのかと思うと、キースのように反抗したくなるのも自暴自棄になるのも分かる。
神をぶっ壊してやる、とも言っていたしTRUMPへの忠誠心を示すいけにえ的儀式に見せかけて、TRUMPへの反抗心、TRUMPの殺害(可能かは分からないけど)による支配からの解放を求めているんだろうなあみたいなことは感じる。

当初、デリコズ・ナーサリーは男性の子育てほのぼの記と殺人事件の捜査が並行されていく内容だと思い込んでいた。
しかしここにきて、「吸血鬼という種族の根本への切り込み」が加わったことで、一層の濃さが出てきたのが個人的にすごく好きですね。
耽美な画風と特徴的な作画が、世界観に視聴者をのめり込ませるのに必要なパワーをちゃんと持っていて、異様な種族性を描き切っているのがすごく良いです。

以降の話も、同じような濃密さで展開してほしいな~~という気持ち。

感想

#デリコズ・ナーサリー

今期のアニメ「デリコズ・ナーサリー」を3話まで視聴したので感想を書いていく。
「アニメを見る」という行為そのものが久しぶりで新鮮なので、ここに書いておきたいと思った。
今までの人生で、5話以上見てきたアニメシリーズって多分片手で数えられるくらいなんじゃないかな……。
今でも習慣的に見ているサザエさんとか、一時期ハマっていたサウスパーク・まどマギくらいです(謎ラインナップ)

ちなみに今現在最新話の5話まで視聴済(これを書いた時は3話まで視聴していた)


「デリコズ・ナーサリー」

渦巻く陰謀と育児──
高貴なる貴族の吸血種たちが我が子の《育児》に奮闘する裏で、伝説の吸血種《TRUMP》に纏わる怪しい陰謀が渦巻く。
名門中の名門とされる特級貴族家系であるデリコ家。その当主であるダリ・デリコを取り巻く因縁の物語──。


メインの登場人物は主人公ダリを含めた、ヴラド機関所属の男性貴族4人。
全員が既婚者なので、それぞれに子供がいます。アニメとしてはなかなかに珍しい設定。
話の軸はこの4人による男性主体の子育てと、連続殺人事件捜査の2つが並行して行われる感じ。

事前知識なく視聴した感想なのですが、情報の開示のされ方が丁寧で分かりやすいな、という印象。
直前に書いた「男性主体の子育てと、連続殺人事件捜査の2つの両立」という物語のテーマが第一話の時点ではっきりと表現されているので、「これからどう見ていけばいいのか」の道が舗装されてるのも親切で良い。

このアニメの事前情報をちらっと見た時、「耽美な画風」や「既婚者の成人男性がメイン」という要素を目にして、一部のファンにだけ刺さればいいと作られた、悪く言うと独りよがりで不親切な作風なのかな~という印象があったので、それがひっくり返されるくらいの丁寧で作りでびっくりしました。

世界観特有の単語を出す流れも綺麗で、例えば「繭期の少年少女が~」という台詞が出てきて繭期ってなに? と思っていると、後半のシーンで「誰にでも繭期は来る」「繭期になればクランに入って友を得るんだ」と語りかけるシーンが挟まれて、ああ子供時代のことね、クランは学校的な場所ね、と理解しやすいようにしてくれている。
ここは後ろで流れる映像からも繭期=子供時代とうっすら理解できるようにしてくれている。

逆にぱっと見では分かりにくい単語はすぐに解説が入る。
例えば「TRUMP(トランプ)の存在が~」云々の台詞の直後に「トゥルーオブバンプ(吸血鬼の始祖的存在)」の略であると説明してくれる。

メイン4人の性格がはっきりしているので、キャラを覚えるのにもストレスがかからなくて良い。
1話時点でも、ダリ→個人主義が強い、尊大だが親しみやすい、建前や貴族としての責務を軽視している 
ゲルハルト→ダリとは反対に全体主義、貴族としての責務に重みを置いている、そのためなら個人を軽視して圧をかけるシーンも多い 
エンリケ→他人をちゃん付けしたりと軟派な印象、しかし軽薄ではなく仲を取り持つシーンが多い、物事に柔軟 
ディーノ→ 陰気、子育てよりも仕事を優先、時には声を荒げたりとゲルハルトほどでないにしろ圧の強さを感じる
とはっきり分かるのが良い。
その中でも主役級のダリとゲルハルトが、創作世界でよく見られる黒髪+金髪の二人組の王道(性格等)をある程度踏まえてくれているのを感じる。

そしてこの新規勢への新設設計のおかげで、自分はてっきり単発のオリジナル作品なのかと思っていた。
男性が主体で子育てする、というのもご時世を反映して作られたオリジナルアニメなのかな? と感じていた。
しかし実際にはTRUMPシリーズという、十年近く続いているシリーズの内のひとつらしい。

TRUMPシリーズでとくに有名なのが舞台で、現行でコミカライズされているのもあるとか。
自分はこのシリーズ自体知らなかったけど、固定ファンがかなりの人数いるらしく、SNSでも長年追い続けてきているっぽいファンがアニメを楽しんでいる声を見かける。
実はシリーズ全体を知っているとある程度このアニメの展開が読めるらしく、そのネタバレを踏みそうになったのでTRUMPシリーズについて調べるのは途中でやめておいた(なので前述した情報が間違っていたら申し訳ない)

吸血鬼×貴族というジャンルに違わず、絵的な作りこみが素晴らしく、豪華絢爛な背景とフリルをふんだんに使った衣装や耽美的な絵柄から圧倒的なパワーを感じます。
影を極力つけず、ほぼべた塗りで線画を目立たせた画風が特徴的で、この世界観にマッチしているのが良いな~と思う。
三話まで見ていても、作画の崩れもなくて良い。

視聴ストレスの無さは制作側も意識してやっていそうで、例えば三話では「育児だけでなく子供への料理も俺がやる!」とダリが意気込むシーンがある。
「いやそれはさすがに料理人に任せた方がいいのでは?」と自分は思ったのだが、きちんと後半でやっぱり料理はプロの使用人に任せると方向転換しており、客観的に見てそれは難しくないか? という要素はちゃんと反対してくれてたのがすっきりした。

上位的存在に子育てをやらせるということで、なんでもかんでも育児のすべてを体験させて、不躾な言い方をすると現実で育児に追われている女性視聴者の代弁もさせるのかな~と不安になっていたところなので、落としどころを見つけて綺麗なところでバランスをとってくれているのが視聴していて安心できる要素だった(ここ個人的に重要)

ここまで褒めっぱなしだったが、不満点もいくつかある。
三話時点ではストーリーとキャラ、その両方の要素が薄いな~という印象。
ストーリーについては、三話の終わり際に「これから動き出すよ」的な匂わせがされていたのでそこまで不満はない。
ただ、その割にはキャラの薄さが目立つな~と。

ゲルハルトは全体主義な割に、ダリにだけ異様な執着を見せており、彼ひとりに責務や熱意を過剰に求めているのがたびたび見受けられる。
作中でダリの血統のデリコ家が吸血鬼の名門貴族なために、そこまで執着を見せているんだと解説が入るけど、本質的にはキャラ⇔キャラ間の激重感情なのはたぶん意識して作られてそう。
三話までの舞台設定を作り上げるために、ゲルハルトひとりの強引さに任せっきりだなというのは思った。
そしてその割には、ゲルハルトのキャラとしての魅力や人間味がまだまだ薄いのが悪目立ちしている。

正直ゲルハルト以外のエンリケやディーノも、今のところにぎやかし程度の台詞量なのを感じる。
子供たちも性格の問題点がうっすらと匂わされているだけで、「このエピソード可愛い!!!!」と明確に思えるシーンが少ないのも物足りないかも。
ディーノの子供であるテオドールが、子供勢の中では一番不穏要素をプッシュされているので、これから先事件に巻き込まれたり(人質としての誘拐や怪我など)をするのは彼が一番最初かな~という予想。

アニメガチ視聴勢の中には「三話まで見て切るかどうかを判断する」という定説があるらしい。
それで言うとデリコズ・ナーサリーは三話までに大きな見せ場・山場が無かったのがもったいないかも。
制作的には「ダリの奥さんをゲルハルトが(ネタバレ伏せ)した」ことの種明かしがそうだったのかもしれないが、もっと今の時間軸でキャラが主体的に動いたシーンが欲しかった。わりとあっさり流されてた気持ちもあるし。
有名どころで言うとまどマギのマミさんのような部分が本作にも欲しかった。

ただやはり、四話以降から殺人事件の捜査と並行して、キャラの掘り下げもしていくだろうからそこまで不満にはなっていない。
画面端でたびたびロルカ家の双子姉妹がじゃれあっていたり追いかけっこしているのが映るだけでも純粋に可愛くて満足感が高い。
あと、途中で「連続殺人事件の被害者が最後には自〇した」という情報が語られていたが、そのショッキング性がこれまでのほのぼの育児シーンとの対比になっていて、ピリッとしたスパイスが効いていて良かった。
これから事件の捜査が動き始めるようなので、こういった格差の大きい場面がたびたび出てくるのかと思うと期待が高まる。
シリアスなシーンがあるからこそ、子育てシーンのほのぼのさ、子供たちの可愛さがより強調されていきそうなので……。

他にも良かった部分といえば、三話でダリが寝室で、普段とは違う面を見せたシーン(ネタバレ配慮のぼんやりした表現)
いつもとは違う優しげな声の演技のおかげで、このダリも血が通った一人の人間なのだというキャラの深みが増した(人じゃなくて吸血鬼だけど……)
ダリ以外の三人貴族も、上でキャラが立っていて分かりやすいと書いたが、記号としての個性しか感じられないのもネックになっていると思う。

2話くらいでエンリケが子供を仕事に巻き込んだことを妻に責められた時に「ヴラド機関は秘密主義だから仕方ない」的な言葉で冷徹そうにさらっと交わして、その直後に双子姉妹にじゃれつかれた時は何事もなかったかのように笑顔で対応するなど、歪さを見せようとしている部分も挟まれてはいる。
仕事ばかりで子供を気にかけようとしない、使用人にそれを指摘されても耳を貸そうとしないディーノと、それに順応するように本ばかり読んでいるテオドールなど、それぞれの家庭の問題点も浮き彫りになっている。
ここら辺は、ゲルハルトにすげなく対応されても「でも、お父様といれて楽しかった」とけなげに伝えに来るアンジェリコなどは、まだ修復のしようがありそうに見える。

これは子供たちの年齢の差も家庭修復の難易度に現れてくるのかもしれない。
こういったシーンをもう少し濃く、魅せて欲しかったな~という思いがある。
というかゲルハルト家、まだ妻の姿が見えてなくない?
自分が見落としてるだけ? だったらごめん。

3話のダリのように、別の側面を見せてくれるとか、もしくは殺人事件絡みで絶体絶命に追い込まれたときにどういう反応をしてくれるのか、そこまで見てキャラの良さが理解できそうなので、今後の展開に期待したい。
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感想

#デリコズ・ナーサリー

↓で書いたデリコズ・ナーサリー二話まで見たよ〜〜〜。

「令和に男男太極図だ……」ってフォロワーが呟いてたの草だった。

今のところ、メイン四人の中ではエンリケが一番見た目好き😁
ダリちゃん呼び可愛いね😁

男性貴族の子育てと、連続殺人事件捜査の二つが並行していくってストーリーの軸が分かりやすくていいわね。
あと「男が主体で子育てする」って内容だけは見る前から知ってたので、なんかご時世も反映して作られたオリジナルアニメなのかなって思ってたら、TRUMPシリーズ?っていう結構色んな派生作品が既にあるタイプのものらしくて(ネタバレ怖くてあまり調べなかった)意外だった。

TRUMP(トランプ)が云々〜って台詞を序盤に聞いて、なんか大人向けアニメかと思いきや特撮っぽい大味なネーミングセンスしてるな……って思ってたら(これ伝わる?)「トゥルーオブバンプ(吸血鬼の始祖的存在)」の略だって聞いてはえ〜となった。

今は序盤も序盤なので、ストーリー的な面白さとか貴族要素とかはかなり薄味なんですが、設定の開示のされ方がすごい整理されてて、するする頭に入ってくるのがすごい。
あと敵にオカマキャラっぽい人がいた。
敵にオカマキャラがいるアニメは神作(例、クレしん)

感想

#サイコダイバーシリーズ

「赤坂のプリンス・ホテルに宿をとっとくよ。そこに電話をくれ」
「わかった」
「金を貸せという電話はごめんだぜ」
 毒島は、そう言ってから、助手席のドアを押し開け、外に出た。横から運転席のあるほうにまわりこんだ。
 運転席の、開いた窓の縁に外から肩肘を乗せ、
(中略)
「こいつの暗い性格がいやになったら、いつでもこの毒島の獣太さんがいるからな」
 片眼をつぶってみせた。
 別れ際に、文成の胸を拳で突き。
「文成よ、てめえ、その暗い性格と暗い面をなおしとくんだな。でねえと、てめえとつきあう女は、気が滅入るぜ」
 そう言った。


ア~~~~~~~~~~~毒島獣太良すぎ本当に良い男過ぎる……。
作者本人から「きわめて下品」と評される性格なことはガチでそうなんですが、それはそれとして「この男を好きでいて良かった」「この男のこういうところを見たかった」「この男のこういう所が好きで惹かれたんだ」と思い出させてくれる男なところがサイコ~~なんだよ~~~~~~……。
男女カップルを前にして、女側にこれを言って男側にこう言ってくれるの最高以外の何物でもないよ。
たぶん生涯を通じて自分は毒島獣太のことが好きだと思う。

感想

#リバース1999

リバース:1999の感想記事、サイトに上げました。
http://omt.lsv.jp/rvs1999/‎)

先にはてなブログで投稿していたものを、サイトに持ってきました。
最初はこのてがろぐ内の一記事として書こうかな? と思っていたのですが、リバース:1999の情報を知りたい人が外部からアクセスするにはやっぱり検索避けサイトよりはてなブログだよな……ということで向こうに。
そして、このサイトを作った意義が「自分の書いたものを一括して置いておける場所を作りたい」だったので、サイトにも載せることにしました。
数年後に、そういえば自分こんなの書いたな~と読み返すにはやっぱり個人サイトってめちゃ便利だなと思います。
てがろぐは画像の挿入方法に難があるので、サイトに感想ページを作ってリンクを貼る形にしました。

リバース:1999、ストーリーがめちゃくちゃ面白いのでもっと注目されて欲しい気持ちはあるのですが、いかんせん公式が大衆受けを狙ってなさそうな感じ(純粋なヒトガタキャラよりも、ガラスの破片とかUFOみたいなキャラが多いので)があるのでメジャーなソシャゲにはならないかな……とも思います。
かくいう自分もゲームというよりオーディオ小説みたいな楽しみ方を一番してるのですが……。
有志wikiとかがどんどん盛り上がってくれないかな~と思います。

感想,ゲームプレイ記

#リバース1999
リバース:1999、やってます。
今めちゃくちゃメインストーリー開けて育成しまくってる最中です。

自分にしては珍しく、ゲーム始めて2日目なのに石を割ってスタミナ回復してまで育成してる。
普通に戦闘が面白すぎて、戦闘するためだけに石割ってます。
アークナイツの演習みたいに、スタミナ消費せずに戦闘の予行練習できるシステムがないので、スタミナがなければ戦闘さえできない……戦闘したい……戦闘させてくれ……!(中毒)ってなってる。

今はようやくコーンブルメ氏を洞察2(アークナイツで言う昇進2)にできました。
コーンブルメ氏強すぎる。
星5なのに星6一歩手前までの能力あるよこれ。
敵のデバフ&デバフ相手に使うとバフがかかる全体攻撃&超強力な単体必殺技という隙のない構成。
あと戦闘ボイスも聞いてて気持ちいい。ささやきボイスです。

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ニコニコ動画みたいな攻撃する女

感想,ゲームプレイ記

#リバース1999

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リバース:1999、やってます。
とにかく展開がスピーディ。
こういうソシャゲあるあるとしての「主人公が記憶喪失」的設定は無いのと、主人公が問題解決に積極的なのもあって、ドンドン話が進んでいきます。
陰鬱な見た目のゲームなので、まどろっこしい長文とか台詞回しあるんかな……と思ったらそうでもなくて意外だった……。

とりあえず今はかなり楽しいです。
戦闘では、有利不利を即座に表示してくれるのでストレスフリー。
あと必要素材のために周回してると、必要分貯まったことをちゃんと表示してくれたりと、親切設計が光る。

主人公、味方ともに、台詞の抑揚が少ない(ギャグシーンが少ないせいもある)
なのでラジオを聴いているような感覚でフルボイスのメインストーリーを聞ける。

あと戦闘、育成システムは既存のソシャゲで見たことある感じのをかき集めた感じなので、見た目のとっつきにくさに反して慣れやすいです。
オタクに優しいソシャゲ!

感想,ゲームプレイ記

#サイコダイバーシリーズ

 おれが、ドアを開くと、そこに、おれの気にいらない美空の顔があった。
 他の奴らより、多少はマシな面をしているのは認めてやるが、この男は、自分のその多少はマシな面にわざと気がつかないように振舞うからだ。
 女の子を惹きつけようという、この男なりの作戦なのだろうが、それが鼻につく。
 それでも、おれが、この美空という男に寛容なのは、明らかにこのおれより背が低いからだ。
「下に、ひとり転がっていましたね」
 女のように紅い唇で、美空が言った。


お察しだとは思うのですが、たったいま新8~9巻を読み返してる真っ最中です。
さっき挙げたドアのやり取りより時系列的には前なんですけど、この時点で良良良ー良・良ー良良なうま味があってサイコ~!
毒島の見当違いな地の文がかなり活かされてる。
そして毒島目線であっても美空はやっぱり背が低くて女顔なんやね~~~~と思って笑顔になれるよ……。

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