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ジャンルのこと、サイトのことなどモリモリ書き散らしてます。CPについての語りも急に飛び出すので注意。▶︎サイトに戻る

No.293

#モンハンライズ

モンハンで好きな世界観の設定として、「忌み数字」があります。
モンハン内の世界では5が忌み数字扱いされていて、できるだけ避けるようにされているって設定です。

数字の5。
MH世界においては、ハンター達やギルド内で不吉な数字として忌み嫌われている。
現実世界の日本の「4」や「9」、欧米などの「13」同様の忌み数として設定されている。
クエストに参加できる人数が最大4人である事も、これが起因している(モンスターハンター大辞典 Wiki*より引用)


こういう架空世界の風習みたいなものがめちゃ良い。
あと意図してというより偶然によるものらしいんですけど、「エリア5は大型モンスターの巣、いわばフィールドにおいて最も不吉なエリアであることが多い」というシステム的な絡み方も個人的に好き。
これは「マップの作られ方の都合等から、どうしても"5"という数字がマップの中心に来やすい」っていうのが実際の理由らしい。

他に、モンハンシリーズのナンバリングの付け方で、MHP2やMH3のような数字がつけられてるのはMH4Gが最後で、結局「5」がナンバリングされたモンハンシリーズは今後絶対に出ないことが決まったっていうのも、世界観内の設定とリアル開発がリンクした感じがあってウオオオオオってなる(これも意図してそうしたわけではないらしい)

それ以外に好きなモンハンシリーズの設定としては、禁忌のモンスターの扱いが好きです。
これはゲーム内でのそのモンスター自体が好きと言うより、公式によるそのモンスターへの扱い方が好きって言った方が正確だと思う。

伝説の名に相応しく、2019年に情報が正式に解禁されるまでの間、
これらのモンスターについては公式の下で異常なまでの情報規制が行われていた。
公式が関わるサイト、攻略本、情報誌、ゲーム情報サイト、果てはTwitter等のSNSまで、
あらゆるメディアにおいてその存在は禁忌の如く隠秘されており、
正式名称は勿論、そのモンスターに纏わる話が登場することすら稀であった。
特に公式サイトや情報サービスなどの公の場では極めて厳しい箝口令が敷かれていたようで、
止むを得ずモンスターの名前を掲載せざるを得ない場合、「??????」などと表記する程に徹底されていた。

性質上、シークレット扱いが一時的なものである隠しモンスターとは一線を画す。
隠しモンスターは時期が訪れれば攻略本や情報誌においてビジュアルなどの詳細情報が公開されるが、
禁忌のモンスターはたとえゲーム中のラスボス・裏ボスとしてプレイヤーに知られ、
作品の発売から年月が経とうとも、公式からその詳細が発表されることは無かった。

これがね~~~~~~本当に好き。
ネットがそこまで広まっていなかったからこそできた措置なのかもしれないけど、ここまで隠されていた存在を当時の小中学生が自力で対面することができたらすごくロマンがあると思うし、本当の意味で禁忌のモンスターなんだなって思う。
あとこれはファンの中でもうっすらと暗黙の了解になっているらしく、YouTubeによくある「モンハン解説動画」みたいなものでも、この禁忌のモンスターについてはあからさまに解説を避けたりしていて面白い。

MHP2をプレイしていて割と攻略サイトを出入りしていた自分でも、名前を聞いたことがなかったので本当にファン同士での結託を感じるなと思った。
ちなみにこの禁忌のモンスター群、13年の時を経て公式グッズとしてぬいぐるみが発売されたらしい。
ぬいぐるみになる禁忌のモンスター、面白すぎるんだ。

日記