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絵具のように、雨のように
外で、建物が溶け始めている。逆行する雨の中で。絵具のように、樹脂のように、夢のように。雨に濡れた窓越しに、崩れてく建物たちのぼやけた姿が見えていた。 Xは、…
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瑕疵も疵瑕も見つけられなかった
※捏造が激しいです(特にX個人のことについて)リリース直後の情報量で書いています。 「今度、アルカニストの男の子が入ってくるみたい」 そう私に言…
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「リバース:1999」のXくんについての情報まとめ+考察
リバース:1999のXくんが好きなので、彼についての情報+ちょっとした考察をまとめました。 考察といっても表面上のことを少しなぞるくらいです。 個人が勝手に書い…
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たぶん一生、
まさかこの自分が、遊園地でデートをすることになるとは思ってもいなかった。自分の性格だとか年齢だとか、それらを全部ひっくるめてそういうものが似合わない男だと自覚…
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入水
明日は久しぶりの休みだから、とトーマを寝所に招き入れた。静かな夜だった。トーマは望む通りのことをしてくれた。着物の合わせ目から潜り込んで、少しずつ体を暴いてい…
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毒美(サイコダイバーシリーズ)
「ところでよ」 「はい」 「本当の名前は、いつ教えてもらえるんだい」 その言葉に、美空は心持ち首を傾げてみせた。そして、隣に座る男へ視線を向ける。きっちりと折り…
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毒美(サイコダイバーシリーズ)
「やい、美空」 突然そう声をかけられても、美空は驚かなかった。その声の持ち主が毒島であることも、その毒島が背後にいたことにも、彼はずっと前から気がついていたのだ…
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人殺したちのたわむれ
初夏の心地よい日だった。日差しは暖かいのに、風はちょうどいい塩梅で冷えている。温まった体の隙間を、ひんやりとした風が吹き抜けていくのはひどく気持ちが良かった。 …
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壊れたままでも
夜遅くなっても賢者様が部屋に来ないので、こちらから迎えにいくことにした。特別時間を決めて待ち合わせしているわけではないけれど、それでもだいたい同じ時間に賢者様は…
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取るに足らない寓話
僕のおうちは、他のみんなよりも少し遠いところにあるから、いつも帰り道の途中でお友達とお別れする。何度も振り返ってはバイバイして、お友達が豆粒みたいな大きさになっ…