ミス晶♂
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ミス晶♂(魔法使いの約束)
「あの役者さん、ミスラと同じくらい綺麗でしたね」 賢者がそう口にしたのは、魔法使い達と共に舞台を鑑賞した後のことだった。賢者にとってその言葉は、特別な意図や他意…
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墜落
晶は教材を胸に抱いて、人気のない廊下を歩いていた。窓から差し込む夕陽で、廊下の隅々まで赤く染まっている。 赤々と燃える落日は、見ているだけでどこか感傷的な気分に…
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獣の倫理(※R18)
※晶くんの幻覚を作ってセックスするミ/暴力的な行為あり/自分は晶くんに愛されてると確信してるミ の要素ありです 昼食を終えたミスラは、自室へ戻ると…
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欲深い二匹(※R18)
※晶くんが割と積極的、♡喘ぎ、潮吹きあります ※書きたいところだけ書いた 「可愛い」と耳元で囁かれて、それだけで賢者はくたりと脱力しそうになる。 …
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倫理の不在(※R18)
※晶くんと恋人同士だと思い込んでるミと、思い上がってはいけないと思っている晶くんです ※♡喘ぎあります ミスラは愛情表現が独特だ。 賢者とミスラが添い寝を始めて…
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ミス晶♂(魔法使いの約束)
ミスラは、今自分が夢の中に居ることを自覚していた。 目の前には、クリーム色をした床と、小さなベッドがある。それ以外にも、クローゼットのようなものや、壁や窓などこ…
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ミス晶♂(魔法使いの約束)
これは、ミスラが賢者と知り合ってまだ間もない頃のことだった。 とある昼下がり、ミスラは魔法舎の最上階の窓に腕を預けて、そこから中庭を見下ろしていた。花壇には、ル…
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くっついてください
寝巻きに着替えた賢者様は、着膨れている普段の姿も相まって、ひどく痩せっぽっちに見える。北の国でよく見かける、飢餓寸前の野うさぎを思わせる姿だ。けれど、この細い手…
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あんな風に笑うくせに
これが夢であることを、ミスラはすぐに理解した。忌々しい厄災の傷によって不眠症を負わされてからというもの、夢自体を見ることが少なくなったミスラだが、それでもたった…
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飴玉
※何らかの力によって元の世界に戻されそうになる晶くんを連れ戻すミスラがいます ガタン、と大きく体が揺れて、晶は弾かれるように飛び起きた。慌てて周囲を見渡すと、「…