久しぶりに東方アレンジ楽曲を聞いているのですが、平成ゼロ年代のエロゲー・ギャルゲーOP風の曲調でこれこれこれ!とテンションが上がった。
「平成ゼロ年代のエロゲー・ギャルゲーのOP風の曲調」とは? → 叙述的で低めな女性ボーカルが特徴。神秘的な世界観を歌いながらも、失ってしまったものを懐かしんだり、寂寥を感じている歌詞が多い(※個人の見解)
東方アレンジボーカル曲は、ジャンルの初期からこういう曲調のものがかなり多い。
流行り始め~盛り上がりを平成という時代と共に駆け抜けていったのもあるんだろうけど。
特に東方ロストワード製の曲は、歌詞に共通して「言葉」「失われた言葉」(ロストワード)という単語が含まれている演出がもうオタク大歓喜という感じだった。
東方はソシャゲ参入し始めたあたりで追いきれなくなったのですが、それでも曲に触れると好きだったところがバーッと思い浮かんでいく、この熱量が本当に好きだよ……😭
ちなみに自分が一番ハマっていたのは、東方緋想天、東方地霊殿時代だった。春河もえ先生やあずまあや先生のコミカライズも途中まで読んでいたな……。
特に東方緋想天はハマりにハマって、ニコニコで「東方緋想天キャラの会話元ネタ集」とか「対戦かけあい台詞集」などの動画を狂ったように見ていた。
小学校から帰宅した瞬間にズダダダダと自室に行ってPCをつけていたくらい(ひどい)
緋想天のいいところは、ZUN氏節たっぷりのキャラ同士の会話がいっぱい読めるところにある。
ああいうルート攻略ゲームは「プレイヤーが攻略しているルート以外の世界線はイフの(存在していない)扱いになる」のが普通だと思うのだが、緋想天はすべてのルートが同時並行で存在しているのが本当に面白い。
そのせいで時系列がかなり難しいんだけど、ニコニコで時系列順にしてくれてる有識者が居て当時は本当に助かった。
コメントで流れてくる長文キャラ語り&考察文を読むのも好きだった。
自分と同じくらい・もしくはそれ以上の熱量で語ってくれるオタクたちの長文をリアルタイムで摂取できることが、どれだけ幸せなことだったのか。
ニコニコの過去ログ機能が消えた今、それを強く噛みしめている。
東方よ永遠なれ……。