モンスターハンターライズ・サンブレイクの好きなところは、集会所がまさしく言葉通りの「集会所」として機能している部分。
今までのシリーズにおける集会所って、ハンターに関する設備が集まってる専用場所という感じだった。そしてハンターたちがそこでだべったりクエストを確認したりするっていう。
毎シリーズこれだったので、「集会所とはそういうもの」だといちプレイヤーとして思っていた。
しかしライズにおけるカムラの里の集会所は、「田舎の公民館」のような、地域のみんなでイベントごとをする時に使われる施設という意味合いも強そうで、そこが個人的に気に入ってる。
これ↓みたいに、宴会場として使われてるシーンが作中で出てきたのが特に好き。

多分、お正月とかお盆とかも集会所にみんなで集まって何かしてるんだと思う。
ウツシ教官が作ったお面が飾られてたり、NPCもお団子を注文してる姿が見れたり、そういう細々したネタも嬉しい。
ハンターのための設備が集まってるのは従来のシリーズと同じではあるけど、こういうところで特色を出してるんだろうなあと思った。
集会所繋がりで書くけど、ミノトが受付カウンター内で勢いよく絵を描いたかと思うと、出来が気に食わないのか「んあああああ!」という声を上げてくしゃくしゃに丸めて捨てる姿を時々見ることができる。

自分は最初、こっそり落書きしているところに早足で近づいたから慌ててくしゃくしゃにして隠してるのかと思った。
仕事には真面目に取り組んでるっぽいミノトも息抜きに落書きするんだな……という感慨を持った。
あと、ウツシ教官が立っている場所について。

教官は集会所のこのスペースにいつも立っていて、一応システム的に闘技場受付だから利便性のために集会所内に収められたのかな? でもMHP2時代の教官は集会所以外のとこに居たよな? と思ってた。
しかしネットで「ここならオトモ広場が海を挟んで見渡すことができる。ロンディーネはスパイだとバレていたので、その動向を監視するために諜報担当のウツシが立っている」って考察を見て、なるほど~!となった。
ウツシ教官、たまに目の上に手をかざして海の向こうの小島を眺めるようなモーションをするんだよね。
手持無沙汰に見渡すならまだしも、ちゃんとのぞき込むようなしぐさでこれをするので不思議に思っていた。

↑こんな風に、目線の先にアヤメさんがいることになるので、教官もしかしてアヤメさんのことが好きなんか……? と思ってたんだけど、その向こうにあるオトモ広場を監視していたとは思いもしなかった。
ここら辺、教官が諜報的活動をしていることを公式は割と匂わせてるんだなあ……と感じた。