フォレストページがサービス終了するらしい

フォレストページがサービス終了するということで、公式が特設サイトを作ってくれました。

最後に、創作活動を始められた方、これまでフォレストページをご利用くださっていただいた方への思い出に特設ページを開設いたしました。
フォレストページと共に過ごしてきた時代を振り返っていただき、共感していただいた際には拍手ボタンを押していただけますと幸いです。

https://plus.fm-p.jp/promotion/byebyeforestpage/index

うおおおおお~~~~!!!! 懐かしい空気だ……😭
自分はサイト作り始めの頃はリゼ・ナノ民だったので、フォレストページで作ったことは無かったのですが、それでもフォレスト製の他サイトさまの思い出は今も残ってるよ……。

昔をたどると
少しこそばゆい思い出も
歴史が黒く感じることも
あるけれど

楽しかった日々が確かにあった

フォレストページとちょっと振り返ってみませんか?

公式に書かれたこの一文が全てを表している。というか公式がこういった言葉を残してくれたことが何よりも嬉しい。

そうなんですよね。昔のオタクからは「黒歴史」って無かったことにしたい物みたいに言われるけれど、それって当事者故の照れも入ってるからこそで、俯瞰できるくらいの年月が経てばいい思い出だったと感じられる日が絶対に来ると思うんですよ……。

で、それぞれの年代ごとに流行ったキーワードを載せてくれているんですけど、いろんな発見があって面白い。
Keywords of memoriesという、おそらくその年にフォレストページ内で流行ったキーワードをピックアップしてくれてるんですが、2004年から家庭教師ヒットマンREBORN!!があって、その9年後の2013にもまだREBORN!!がキーワードとして残っててすごい
2013年には同時に黒子のバスケが流行り始めてますわよ。

最初これ見た時「あれ?リボーンと黒子ってそんなに生まれ年に違いがなかったっけ……?」って困惑してしまった。9年も個人サイトで主力になり続けるジャンル、すごくない……?
自分は小~中学生の頃にリボーン見てたんですけど、多感な時期にこのジャンルに触れられて本当に良かったな……と改めて思えました。

当時の自分は個人サイトを読み漁るのが好きで、リボーン小説サイトランキング☆みたいなところで上から順にどんどんサイトを訪問していって、たしか1位~300位くらいまであったと思うんですけど、それの300位まで読みつくして(!?)
それでも個人サイト欲が満たされないので、いろんなジャンルのランキングを読みつくした後に、いわゆるケータイ小説系(恋空とかそういうの)の個人サイトまで読みに行ってました。
お話としてのテンプレートはだいたい同じなので、空気感はやや違っても読んでて普通に面白かったですね。
あと管理人さんのミニブログ(当時は「リアル」という、携帯で撮った写真に短文が載せられるアプリが特に使われてた)の内容がけっこうオタクと違いすぎてて面白かった。
ケータイ小説系って、現実でも彼氏いるタイプのギャルが運営してることが多かったんですけど、「親と喧嘩してご飯作ってもらえないから部屋に隠したお菓子食べてる」とか「憧れの先輩のバイクに乗せてもらった! 2ケツして登校したら教頭に怒られたワラ(※中学生)」みたいな異世界レベルで違う生活を見れて楽しかった。

久々に青春懐古できて楽しかったです。
ちなみにフォレストページ自体はサービス終了したけど、スマホ向けのフォレストページプラスを今もサービス提供してくれているようです。
サイトを作り慣れていない人にとって、手を付けやすいサービスとして十年以上も降臨し続けてくれてるのがすごい。
当時も今もフォレストページ(プラス)のおかげで個人サイトを作ることができた!ってオタクがたくさんいるんだろうな。

最近、新規サイトがどんどん増えていってるのを感じるので、サイト文化復活の足掛かりになってくれそうで期待してます。
個人サイトよ永遠に……。